【イベントレポート2021.11.27】デジタルイラスト教室 実践編「色塗りのコツをつかもう。」

11/27(土)に、デジタルイラスト教室 実践編「色塗りのコツをつかもう。」を開催しました!

講師はイラストレーターのはるのさん。参加してくれたのは中野市内外の小中学生8名です。

今回は、漫画やアニメのクリエイターも実際の制作で使っているアプリ「CLIP STUDIO PAINT PRO」(以下クリスタ)を使用して、色塗りや光と影の描き方などをメインに講座を行っていただきました。

※はるのさんは仕事の関係で犬に変身中

今回参加してくれた8名全員が、夏や秋のイラスト講座にも参加してくれていて、普段からイラストを描いていることはもちろん、デジタルでの作画にも親しんでいる人ばかりでした。事前のアンケートをもとに、リクエストが多かった内容を反映した講座となりました。

中野市で今季はじめて雪が積もった日に開催

今回は、アプリ「クリスタ」のデータをはるの先生に用意していただき、下絵と色(カラーパレット)を全員の端末に配布。それをもとに一緒に課題制作を行いました。

ひとつの工程ごとにみんなができるまで待ち、わからない場合ははるの先生がその都度一対一で対応してくださいました。

影や光の色にはどんな色を選べばよいか、対象物や影の特性に合わせてどのようなレイヤーを選べばよいか、といったレクチャーもあり、「発光レイヤー」や「スクリーンレイヤー」など5種類ほどのレイヤーを使い分けるコツなども学びました。

クリスタをはじめて使うという人がほとんどでしたが、はるの先生の用意してくれたツールと、アットホームな教え方でテンポよく講座が進みました(はるの先生のよく通るかわいい声も講座の魅力でした)。参加者のみんなは、乾いたスポンジのように学んだことを吸収し、一人ひとりの作品に「色ぬりのコツ」を存分に発揮していました。

友だちが描くのを見るのも真剣

参加したみんなのコメントを一部紹介します!

「とっても楽しかったです🎵」

「髪の毛の塗り方、描き方などがよく分かって勉強になりました!!」

「普段は体験できない“特別な体験”をすることができました。」

「さらに絵を描くことが好きになりました!」

みんなの課題作品発表!

※イラストをクリックすると作者名が表示されます。

仕上がった課題作品はどれも同じ線画とカラーパレットを使い、同じ順番で描き進めたのですが、それぞれの作者の特徴が表現されていて、「なるほどなぁ! こうきたか!」と鑑賞するほうもすごく楽しませてもらいました。

前回、前々回と描いている時間を何時間も一緒に過ごしていますが、毎回みんなから、とてつもないエネルギーと可能性を感じています(何時間も描き続けていてなぜ疲れないの?という憧れも 笑)。

これからもたくさん描いてくださいね。そして、また新しい作品を見せてもらえるのも楽しみにしています! 

みんなの作品に興味津々
ココアを飲んだり、はるの先生の愛書を眺めてひと休み
課題制作のあとは自由制作
からだや髪の描き方など、細かいところの解説も

講師のはるのさんとは、夏のキャラデザイン講座に続き2回目の講座づくりとなりました。プライベートや仕事でもお付き合いさせていただいているのですが、「描くことが好き」「自分が描くキャラクターを愛している」という点で右に出る者がいない! と言えるほど、表現することに真剣に向き合っている方。その姿勢には、いつもリスペクトです。

はるのさんはVtuberにも詳しいので、これからさらなるコラボができたらうれしいな、と思います。

はるのさん、参加者のみなさん、雪のなか送迎をしてくださった保護者のみなさん、本当にありがとうございました!

※本ワークショップは、「中野市中野のチカラ応援事業補助金」活用事業「N-LABO」のひとつです。