【イベントレポート2021.8.9】イラストレーターが教えます!自分の「好き」を表現するオリジナルキャラのつくりかた

8/9(月・祝)に、イラストレータのはるのさん中川千恵子さんを講師に迎え、キャラクターデザインのワークショップを開催しました。中野市のほか、長野市や須坂市からの参加もあり、描くことが好きな小中学生7名が集まりました。

はるの先生が描いたVtuberたち(一部)。スクリーン右下の陽音ひよりちゃんがゲストで登場

午前中は、

  • モチーフ決め
  • マインドマップ
  • キャラ設定
  • 色決め
  • 資料集め

と、はるの先生から制作工程やキャラクターデザインのコツを教えてもらいました。

モチーフは、食べものや動物などの自分の好きなものや「中野市」など、参加者それぞれ自分の「推し」をセレクト。はるの先生からは「A×Bのようにふたつのモチーフを掛け合わせると、よりオリジナリティが出るよ」といったアドバイスがありました。

マインドマップとキャラ設定では、時間をたっぷりとり、見た目の特徴のほか、性格や性別、年齢、好きなものなど、キャラクターの内面となるものについても考えました。自分の頭の中にあるイメージを言葉にすることのむずかしさも感じつつ、講師の先生とたくさん対話をしながら、自分が引っかかるキーワードを書き出していました。

資料をもとに紙に描いた絵を読み込み、タブレットで線を描く

午後は、集めた資料をもとにどんどん描いていきました。朝からずっと作業をし続けているのに、みんなの集中力はまったく途切れず……。本当に描くことが好きな子が集まってくれました。

画材は自由。7人中5人がタブレットで仕上げていた

講師の先生が一人ひとりを見て、個別に相談に答えたり、「いいねー!」と盛り上がったり。どんな声がけをしていたか、千恵子先生に聞いてみました。

「身体のデッサンのほか、色や光の入れ方についてもアドバイスしました。限られた時間で完成させるためにできることも提案しました」

制作後はひとりずつオリジナルキャラクターについて発表。講師からの温かいひとことも

プロのイラストレーターが、それぞれ自分の持ち味を生かして的確なアドバイスをしてくださり、心ときめく、かわいい作品が仕上がりました。

参加者のアンケートでは「参加してとても楽しかった」と答えてくれた子が100%! その理由としては、「最初から最後まで完成させられた。真剣に絵に向き合えてアドバイスをもらいながら書けたから」と。うれしい感想をいただきました。

自分のキャラクターでポストカードやプラ板、名刺などを制作し、お土産に

今回は、自分のキャラクターで名刺やプラ板の制作もやりましたが、また違う形で世界にひとつのキャラクターを生かせる機会がつくれたらいいな、と思っています。

中川千恵子先生が中野市を題材に描いた作品

参加者のみなさま、送迎やお昼の準備をしてくださった保護者のみなさま、はるの先生、千恵子先生、本当にありがとうございました!

※本ワークショップは、「中野市中野のチカラ応援事業補助金」活用事業「N-LABO」のひとつです。